【感想】ドラマデザイン社『ゲートシティーの恋』(Aチーム)

こんにちは、野分一夏です。

というわけで、小泉萌香さんが出演されている『ゲートシティーの恋』を観てきました(導入が雑)

イベント概要

イベント名: 『ゲートシティーの恋』
日時:2019年2月3日(日)12:00 ※千秋楽公演(Aチーム)
会場:下北沢「劇」小劇場
出演:小泉萌香、鈴木つく詩、天音里菜、深澤萌瑛、松村玲、小山更紗、宮内杏璃、塚瀬香名子、吉田あかり、桜城りのん、琴子、三嶋悠莉 ※Aチーム

あらすじ

以下、ドラマデザイン社さんのWebページのあらすじです。

環境汚染された近未来の都市に、遺伝子選別されたエリート達が暮らす壁に囲まれた「ゲートシティー」がそびえている。シティを守る女性士官候補生・美博は、ゲートの外のスラムから、病の妹のため「いのちの盾」盗みにきた輝人と戦い、撃退する。しかし、輝人は美博に強く惹かれ、たびたびゲートに侵入するようになる……。

引用元 舞台「ゲートシティーの恋」情報

「ゲートシティーの恋」は引用元にあるように初演が2016年、再演2018年、そして今回2019年に3回目の公演となる人気作で、「ロミオとジュリエット」をモチーフにした近未来の世界のお話です。

出演者は全員女性で、AチームとBチームの2つのチームで公演を行ってました。(一部のキャストはA・B両方に出演)

私はAチームの公演に参加しました(Bチームも観たかった…)

感想

本当に本当に素敵な舞台でした!!!

千秋楽以外何回か観させていただいたのですが、観る度に、新しい魅力に気づき、「ゲートシティーの恋」のことがより好きになって、とても感動するようになってました!

この舞台を観ることができて本当に嬉しい!心からそう思った素敵な舞台でした!

印象に残ったシーン

とりあえず、覚えてる限りつらつらと書きだしていきます。まとまりがなくて申し訳ないです(でもやる)

最初の朗読

もう最初から好きです!美博と輝人の朗読が雰囲気や声が良くて、この時点でグッと舞台に引き込まれました!

最初に観たときは、2人がキラキラしていて、すごく期待が高まりました!(その後の展開は期待を超えていきました)

美博さん可愛いし、輝人イケメンやん。小泉さんの輝人の姿を初めて観たとき、男役に違和感がなくて驚きでした!

このシーンで一つ気になったのは、中央に置いてあったカメラに写った写真は誰だったのでしょうか? 美博役の鈴木さんの子供の頃とか?(優しい人教えてください)

ゲートシティーの外のシーン

咳き込むひかりを治療してもらうためにドクターを引っ張ってくる輝人からのシーンが勢い良くて好きです!ドクターのドタバタ感が本当に好き

4日目の公演では、勢い良すぎてドクターの草履が吹っ飛んでましたが、いい感じに拾ってリカバーしててさすがでした!笑

千秋楽のときは、ドクターの勢いに合わせて、輝人も勢いよくドクターに向かっていたのが印象的でした!

酒のためにドクターはゲートの外に来てるって言われてましたが、絶対輝人たちのことが心配で面倒見るために来てるやつでしょと勝手に思ってます笑

ゲートシティーに侵入するとこ(M1?)

ミュージカル要素あるとは知ってましたが、めちゃくちゃ良かったです!最初の小泉さんのソロに圧倒されました!

そして、他のキャストの方も歌が上手くて、びっくりしました!

ダンスもキレキレでステージと客席が近いのもあり、すごく迫力がありました!

候補生の入学

篠宮教官が命の盾を配るところで、沙里花が制服の上からでなく、直接腕につけてるのが気になりました(おしゃれを気にした?)

沙里花が篠宮教官をにらみつけるときの眉毛の動きが好きでした!(これが書きたかっただけ)

ゲートシティに侵入した3人

ここでヘタレになる冬馬が好きです。その割に「みんなで帰るんだ」とかいういいやつで好きです。

石を投げるソラの気合いの入った声が好きです。「そういうのは打ち合わせしてからにしてよう」とビビる冬馬が好きです(語彙力がなさすぎる)

輝人と美博の出会い

輝人の死んだふりが下手くそなところ、美博が士官候補生と答えちゃうところ、美博が腕をガン見して命の盾がバレるところの少し抜けてる感が、
美博の顔を確認するところにつながっている感があって良かったです。

美博の顔確認するところで、ナイフで脅しながら、「笑ってみ」、「振りむいて舌を出せ」と言うところのちぐはぐ感はいつ見ても面白かったです。

千秋楽では、美博に「振りむいて舌を出せ」をやり返されたときに、輝人がまさかの舌出しダブルピースしてたのが、めちゃくちゃ面白かったです!笑

美博にカメラを返した後、「私の写真しかないじゃない」と言われたときに、輝人がアドリブで「ネコの写真とか…」と言ってたのが好きすぎる

動悸がするやつ(M2?)

この曲は恋に落ちていく心情を歌ったものだと思っているのですが、「甘い毒が全身を駆け巡る」みたいな歌詞があって、なるほどと思いました。

篠宮教官が「外の人間は毒と思いなさい」的なセリフを思うと、美博は輝人という甘い毒に侵されて(恋に落ちて)しまうのかみたいなことを考えてました。

2人が名前を交換するところ

「輝人だよ、名前」と「美博(消えそうな声)」の名前の言い方が本当に良くて好きです。以上

春よ逃げないで(M3?)

どうしてもストップモーションを観てしまうマンです。千秋楽で気づいたのですが、ソラ役の小山さんが片足立ちの状態でストップしてて、驚きでした!(しかもちゃんと止まってる!)

もう一つ、千秋楽でドクターの酒の瓶から水滴が落ちてたのが面白かったです笑(止まってるのに水滴ぽたぽたしてるのがシュールですごく好き)

全員で歌うところは声の圧に鳥肌が立ちました。本当にみんな歌が上手くて素敵でした。

アンドロイド関節体操

突然始まったので、何事と思いましたが、ひたすらに楽しくて好きです!

みんなめちゃくちゃノリノリですごく座組の仲の良さを感じました!

みんな仮装してたのですが、小泉さんは狼の着ぐるみだったので、確かに「犬じゃねえ」と謎の納得をしてました。

美博を送り出すノエル

「愛は言葉ではなく、行動なのよ」の名言を聞いて、もしや鼓動と行動をかけているのでは、というよく分からない邪推をしました。

美博の「必ず迎えに行くから」のセリフが、最後のノエルと輝人のシーンにつながっているのに、ジーンとしました。好き

アンドロイドに愛はインプットされていないと言いつつ、美博を送り出すノエルには確かに愛を感じました。

豆知識のコーナー

本当に好きです。毎回楽しみにしてました!

千秋楽の「バナナの黒い部分ってなんて言うかしってる?シュガースポットっていうんだって」「まじでばなナイスじゃん」「ばなナイス♪」はぶっこみすぎて面白すぎました笑

その後、すぐに本編に戻ってシリアスな演技に切り替わっていたのがさすがでした。

2人の再会

「美博に会えると思ったから」(2回目)を言った後に、後ろ向いて、照れる輝人が可愛かったです!おでこ触ったり、鼻の下こすったりの仕草もイイ

キスした後におでこをくっつけて笑いあう輝人と美博の幸せな表情を観たら何も言えない…

拷問タイム

「変なズボン履いてんじゃねーよ バーカ!」はどうしても笑ってしまいます。

電流を食らう輝人が勢いよく倒れるので、本当に驚きました!(ケガしないか心配でした)

最後、新川さんが美博を撃とうとするのが、「恋愛の頂点は殺人」を自分自身で証明していて、儚かったです。その後、輝人に刺されてしまうところも、
「愛は人の手に負えない」というのを新川さん自身が体現していて、新川さんは愛の被害者という感じが悲しかったです。沙里花と幸せになって欲しかったです。。
新川さんの最期のセリフが本当にグッときます。

美博撃たれる

沙里花が美博を撃った後の「私はここまで人を愛せない」というセリフが本当に良くて一番好きなセリフです!
新川さんにあんなに疎まれながらも、一途に愛しつづけて、最後には美博を撃ってしまうほど、沙里花は新川さんを愛していたのに、
このセリフが出てくるのが本当にすごい。このセリフが美博の愛が深さを一層強めている、そんな気がしました。そして、何より天音さんの演技が素晴らしかったです。
ここのシーンは毎回泣かされてました。

その後の美博が願うシーンはもうだめ。胸が感情でいっぱいになります

ノエルと輝人(美博)の再会

日替わりのカレーシリーズ面白かったです笑 ムカデカレーが一番ヤバいと思う。サソリカレーを「美味しいよな」と千秋楽プッシュしてたのが地味に好きです。

輝人の鼓動(美博)に気づくところのノエルが本当に好きです。その後の輝人の「美博と一緒に生きていく。静かに戦う」宣言で救われた気持ちになりました。

ラストシーン

ラストの曲でゲートシティーの中と外の人が交互に手を取り合って、壁がなくなる日が来ると思うと、良かったと思います。壁を壊す輝人の戦いも観てみたいです。

カーテンコール

新川役の深澤さんと沙里花役の天音さんが手をつないで挨拶してて、うるっと来てしまいました。

小泉さんの挨拶に他のキャストの方から突っ込みが入ったりして、座組の仲の良さを感じました!

最後に

力尽きたので、一旦ここまで。後日、整えたいと思います(整えなさそう)
あと、やっぱりBチームも観たかった・・・

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